
食育インストラクターは、特定非営利活動法人 NPO日本食育インストラクター協会が認定する資格です。
食育インストラクターはプライマリー、4級、3級、2級及び1級の5段階に分かれていますが、資格取得にあたっては一定の要件が定められており、独学での取得はできないようになっています。
このうち食育インストラクター(プライマリー)になるには、特定非営利活動法人 NPO日本食育インストラクター協会認定の通信講座「食育インストラクター養成講座」を受講し、修了する必要があります。
最終課題は修了認定試験(筆記試験)となっていて、70点以上が合格基準となっています。
食育インストラクタープライマリー
食育インストラクタープライマリーは学歴等不問
食育インストラクタープライマリーになるには、学歴等の条件は必要ありません。
「食育インストラクター」の資格は、「NPO法人食育インストラクター協会」が指定する食育インストラクター認定講座を修了することで取得できます。
この認定講座に受講資格はありませんので、どなたでも受講できます。
認定講座の修了には修了認定試験を受け、合格する必要があります。
食育インストラクター修了認定試験は簡単?
修了認定試験は初心者にとっては簡単なものではありません。
食育について専門的な知識も問われます。
何も準備していなければちんぶんかんぷん、わからないことばかりになってしまうでしょう。
しかし、食育インストラクター認定講座で学習したことから出題されるのですから、受講生なら大丈夫です。
むしろ試験を受けることで記憶が呼び起こされて、学習効果を高めてくれるでしょう。
試験会場に行く必要がないので受験しやすい
また、わざわざ試験会場に出かけて受験するわけではありません。
自宅で、自分のペースで解答することができますし、お忙しい方であれば、何日かに分けて解答することもできます。
誰が見ているわけでもありませんから、テキストやノートを見ることもできます。
食育インストラクター修了認定試験は学ばせる試験
さらに、試験の合格基準は70点以上となっています。
低い合格基準ではありませんが、逆に言えば満点を取る必要はないということです。
3割近くまでは間違ってもいいのですから、気楽に受験できるのではないでしょうか。
修了認定試験自体の難易度は低くありませんが、食育インストラクター養成講座で学んだ方であれば十分合格できるものです。
食育インストラクターの修了試験は「落とす試験」ではなく、学んだ内容を覚えているか「学ばせる試験」です。
簡単だとはいいませんが、勉強すれば大丈夫な試験だといえるでしょう。
それに、1度だけですが、修了認定試験を無料で再受験できます。
チャンスがあると思えばずいぶん気が楽になると思います。
受講期間延長が難易度を下げてくれる
それと、難易度を下げるのに効果的なのが受講期間の延長制度です。
目安となる学習期間は3?6ヵ月となっていますが、何らかの事情で期間内に修了できなかったとしても、その後6ヵ月間、無料で受講期間を延長することができます。
もちろん、学習期間内に修了できれば問題ありません。
ただ、家事や仕事のせいで学習を中断せざるを得ないこともないとは言い切れません。
そうした場合でも、6カ月も期間を延長できるのですから、学習を再開してから修了することもできるでしょう。
受講期間を延長できるので、難易度はさらに低くなっています。
以上から、食育インストラクターになることは簡単ではありませんが、難易度は高くはないといえるでしょう。
あとは学習をはじめるだけです。
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上位の食育インストラクター資格取得について
食育インストラクターはプライマリー、4級、3級、2級及び1級の5段階に分かれています。
それぞれの資格取得にあたっては一定の要件が定められています。
食育インストラクター4級
食育インストラクター4級の取得方法には次の2つがあります。
1 食育インストラクター養成推進校に通学
一定の単位を取得し、筆記試験に合格する
2 協会主催の研修会参加
一定の単位を取得し、筆記試験に合格する
ただし、協会主催研修会は必ずしも定期的に実施されているものではないことに注意が必要です。
食育インストラクター3級
食育インストラクター3級の取得方法は次の4つがあります。
1 食育インストラクター4級取得者かつ食育インストラクター養成推進校に通学(または全料協上級取得者)
- 調理実習受講20単位
- 食育授業受講6単位または3級資格認定研修会受講6単位
- 食育筆記試験で60点以上取得
ただし、全料協上級取得者は調理実習免除となります。
2 食育インストラクタープライマリー取得者かつ食育インストラクター養成推進校に通学
- 調理実習受講20単位
3 食育インストラクタープライマリー取得者(食育インストラクター養成推進校に未通学)
- 調理実技筆記試験で80点以上取得
4 食育に関する国家資格取得者または協会賛助会員
- 3級資格認定研修会6単位
- 食育筆記試験で60点以上取得
食育インストラクター2級
食育インストラクター2級の取得方法は次の3つがあります。
1 食育インストラクター検定3級取得者かつ食育インストラクター養成推進校に通学(または全料協准教師(助教員)以上取得者)
- 調理実習受講40単位
- 2級資格認定研修会受講または協会認定食育授業受講12単位
- 食育筆記試験で70点以上取得
ただし、准教師取得者は調理実習免除
2 食育インストラクター3級取得者(食育インストラクター養成推進校に未通学)
- 2級資格認定研修会受講12単位
- 食育筆記試験で70点以上取得
- 調理実技筆記試験で80点以上取得
3 食育インストラクタープライマリー取得者かつ食育に関する国家資格取得者
- 2級資格認定研修会受講12単位
- 食育筆記試験で70点以上取得
食育インストラクター1級
食育インストラクター1級の取得方法は次の2つがあります。
1 食育インストラクター2級取得者
- 食育インストラクター2級取得後1年以上の食育実務経験
- 1級資格認定研修会受講12単位
- 食育筆記試験で80点以上取得
- 活動報告
- 食育レシピ提案
2 栄養教諭
- 1級資格認定研修会受講12単位
- 食育筆記試験で80点以上取得
- 食育レシピ提案
食育インストラクター養成講座
目安となる学習期間 3~6ヶ月(早い方なら約3ヵ月で資格取得が可能)
受講金額 39,900円(税込・送料込)
12回の分割払いだと月々3,500円(初回のみ4,033円)、1日当たり110円ほどで資格を取得することができます。
しかも受講料は教材が届いてからの後払いです。
教材到着後でも返品OK
教材到着後8日以内であれば、キャンセルすることができます。
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食育インストラクター(プライマリー)になるには、「食育インストラクター養成講座」を受講し、修了認定試験で70点以上をとる必要があります。食育インストラクター認定講座で学んだ方であれば合格できる内容ですし、受講期間の延長もできますから、難易度はそれほど高くはありません。